平成29年2月11日(土) 東京武道館にて「第15回東京武道館杯」が開催され、5小教室の選手たちが出場し大活躍しました。おめでとうございます。 |
【小学生4年~6年の部】 藤井理沙:準優勝、池田悠悟:第3位、小林勇輝:第3位、天野里咲:ベスト8位、千葉彩季:べスト8位 【小学生1年~3年の部】 中原怜南:第3位、神谷沙葉:1回戦 |
【講評:岩谷先生】 今回の大会に先立ち内村良一 7段・正代正博6段・正代小百合 6段という3人の全日本クラスの講師の先生による模範稽古が披露されました。特に基本打ちの申し合わせ稽古には感動しました。一足一刀で打てるぎりぎりの遠間から一本一本しっかり振りかぶって打ち切っておられました。今回出場された選手の皆さんもあのような稽古を普段から心がけましょう。天野里咲さんの準々決勝では先に小手が打突しましたが竹刀ごと返された面が有効と認められました。3人の講師の先生のような稽古を日頃からやっていれば天野里咲さんの小手の一本だったと思いますし、脇も締まって上がらなくなります。 もう1点気が付いたことがあります。選手皆さん全員ですが技に入るための準備が雑でおろそかだと思います。 遠間でしっかり発声をして肺の中の空気を全部吐き出したあとに、空気を肺一杯に吸い込んでから触刃の間に進んでください。触刃の間に入ったあとは、次に遠間に分かれるまで最大30秒間は呼吸をすることは出来ません。もし呼吸をして息を吸ったら、そこが居付いた所になって相手に打突の好機を与えてしまいます。これは技に入る前の繰り返しのルーティンです。素質や運動神経や体格が大きい小さいなど関係のない誰でも出来る基礎です。 そういう基礎を大切にすれば、技は一足一刀で氣剣体が一致しますし、居付いた所に技を決まられることもなくなり、準々決勝から準決勝まで2時間も時間が空いてしまったとしても安定すると思います。 また次の遠征試合があるので基礎を大切にして皆さんこれからも頑張って下さい。 |
情報・写真提供:岩谷先生 |
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